感想シール(4)

終戦75年企画展「アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ」では、回廊にボードを設置しており、感想を書いたシールを貼れるようになっています。

2020年7月21日の日付で書かれた1枚をご紹介します。

「ネットで見た時は表面上しか分かりませんでしたが、実際に来ると、内容が深く興味をもつものばかりでした。女学生も戦いにと考えると、今の時代では考えられないですね」

徴兵され、戦場に赴いたのは男性でしたが、“銃後の守り”として女性も協力体制にがっちりと組み込まれました。「国家総動員法」のなせる技です。特に三浦綾子(当時は堀田)は小学校教員として、“天皇陛下の赤子を育てる”、皇国民の錬成という職務に携わっていましたから、求められる事柄も多く、綾子自身、立派にその責を果たそうと奮闘していました。その一途さが、戦後、彼女の心を苦しめることになるわけですが、国家のありようというのは、本当に多くの人々の人生に影響しますよね。

終戦75年企画展「アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ」

おトクな入館券

三浦綾子『銃口』文庫本

三浦綾子『青い棘』文庫本

企画展 記念ブックジャケット

小冊子『アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ』

田中綾『非国民文学論』単行本

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